就職と転職のアドバイス

年齢層に応じて求められる人材は変化します。

 転職において年齢というものはもっとも大きな要因になります。年齢層によって求められている能力が大きく変わってくるため、それを的確に捉えた転職活動をしないと、いつまで経っても転職が決まらないということになります。

 

 転職市場でもっとも流動性が大きいのが20代、それも26歳から28歳前後の人材です。この時点では新卒採用ほどではないですが、まだ経歴はそれほど問われずポテンシャルという部分が重視される傾向にあります。熱意や意欲、バイタリティが通用するのもこの世代だといえます。

 

 この世代を超えて30代に差し掛かると求められる人材は大きく変化します。キャリアや実績を主に見られるようになるため、本人の意欲や潜在的な能力というものはあまり重視されなくなります。キャリアや実績を証明する専門的な知識やスキルを持っていない人はかなり不利になってきます。30代からの転職は厳しいと言われるのはこのためです。

 

 ただ、まだこの時点ではほとんどの人が役職を持っていません。業種や企業によっては部下を持ったことがない人も多いため、まだマネジメントの能力は求められていません。自分が進みたい道が明確でそれなりのキャリアがある人であれば、大きなステップアップができる年代です。

 

 そこを過ぎて40歳代になると、キャリアアップの転職はほぼマネジメントもしくはスペシャリストクラスに限定されてきます。ここでの転職はこれまで積み重ねてきたキャリアを花開かせるためのものです。それまで入念な準備を重ねてきた人でもない限り、成功させるのは難しくなります。